専門家がおすすめする発達障害の書籍

4月2日は世界自閉症啓発デーでした。なお、4月2日~8日の「発達障害啓発週間」ということで、

ADHDに関するカウンセリングをとても得意とする、臨床心理士の中島美鈴先生が

ADHDさんの書籍をオススメされています。

https://twitter.com/rin_rinnak/status/2039531592499208469?s=20

目次

今回わたしが注目したい書籍はこちら

https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b641949.html

『ASDとカモフラージュ──CAT-Qからわかること』
ハンナ・ルイーズ・ベルチャー[藤川洋子・三好智子=訳](2024)金剛出版

井手正和(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)さんオススメの本です。

この「はじめに」を読んでください。

「はじめに」より

この本によって、あなた自身のカモフラージュ行動に対する洞察を深め、どれがあなたの助けとなり、どれがあなたの妨げとなっているのか、そして、心の健康を改善するためには、どのようにすれば小さな変化を起こすことができるのか、気づくようになっていただければと願っています。

本書の目的は、私が経験したこと、私が学んだこと、そして最も私の助けになったツールを皆さんにお伝えすることです。これは、カモフラージュを完全にやめてしまうということではありません。自分の思考や思い込み、目標に関して、より大きな気づきを得るということなのです。

本書に何度も書いているように、カモフラージュは必ずしも悪いものではありません。あらゆる人間が成長のために取り入れ用いるスキルであり、そうやって私たちは種としての社会性を身に着けてきたのです。それは多くの点で私たちが生き延びる助けとなりました。私たちは幼くしてそのことを学んだ賢さと驚くほどの強さを賞賛するべきでしょう。(本書「はじめに」より)

カモフラージュということば、最近よく聞くようになった気がします。

特に、発達障害のASDの方が社会性を身につける段階で、周りから浮かないように取り入れ用いるスキル。

という意味合いで使われるような…

わたしも実は思春期頃からこのカモフラージュを自然と学び、そして今も学習し続けている当事者です。

ASDである、わたしの場合、コミュニケーションにおいて、特に苦手なのが、これです👇️

「非言語コミュニケーション」

表情・視線・ジェスチャー・声のトーン・距離感みたいに、

言葉以外で気持ちや意図を伝えあう、やりとりのこと。

「空気を読む」こと(あまり好きな表現ではありませんが)、あと「行間を読む」ともいいますね、

わたしがとても苦手な部分です。

友人たちなどの集団の会話のときに特に困るのですが、その場で悪目立ちしないように、場の空気を乱さないよ

うに、細心の注意を払っている。そうしているうちに身に着けていった手段が「カモフラージュ」なのではない

か?とわたしは思っています。

ただ、そのカモフラージュが時に自分を妨げるものになることがある、だからこそつらいのですよね。

この本を読むことで作者さんの得られた経験を知ることができ、今後の思考や意識の向け方などに

活かせるのではないか?と。

発達障害の人だけにオススメなの!?

発達障害に限らず、人間は多面性をもつ生き物なので「カモフラージュ」している実感がある人は多いのではないでしょうか。

ただ、あまりにも自分を演じすぎてしまい、心の中と外に出している態度にギャップを感じる状態にまでになると苦しくなってまうのではないかと。

心が弱くなっているときには、人と関わることがつらく感じる方もいらっしゃるかもしれないと思います。

カモフラージュということばをテーマにした、この本はもしかしたら、発達障害以外の、生きづらさを抱える方

にも得られることがあるかもしれない。そんなふうに感じました。

最後に

『カモフラージュは必ずしも悪いものではありません。あらゆる人間が成長のために取り入れ用いるスキルであり、そうやって私たちは種としての社会性を身に着けてきたのです。』

という「はじめに」の一文に、少しばかり癒されそうな感じがします。

ではでは、じゃバーイです👋。

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